自主上映のサイトがオープン
上映館のないところから映画『靖国』の自主上映を行っていこうということでスタートした、映画「靖国」上映委員会。映画の自主上映を受け付けています。(2008.7.26)
自主上映の申込受付、上映手順などはこちら
⇒映画『靖国』自主上映(http://jyoei.eigayasukuni.net/) |
●自主上映の問い合わせ先
映画「靖国」上映委員会 TEL.03-6411-4702 FAX.03-5466-5777
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⇒靖国神社 映画『靖国
YASUKUNI』に映像提供の香港TV局排除(JanJanニュース 2008/08/16)
高知市の自主上映に対して脅迫電話、上映は無事終了
7月21日の自主上映会場と県庁に「会場を爆破する」と脅迫電話があった。厳重警備のもと無事終了したと伝えられている。(2008.7.26)
⇒映画「靖国」:上映予定会場に脅迫電話−高知(毎日新聞
2008年7月12日 東京夕刊)
⇒高知新聞社説 2008.7.18 【映画「靖国」】上映にエールを送ろう
⇒映画「靖国」:高知市内で初上映 金属探知器で厳重警備−大きな混乱なく/高知(毎日新聞
2008年7月22日 地方版)
⇒「靖国」厳戒上映(朝日新聞
2008年07月22日マイタウン高知)
⇒爆破予告つき映画『靖国
YASUKUNI』を観たぞ!(JanJanニュース 2008/07/26)
横浜
⇒「靖国」上映やめていた(朝日新聞
2008年07月15日マイタウン神奈川)
映画『靖国』5月3日より全国公開中
5月3日東京を皮切りに、映画『靖国』の公開が無事スタートしました。5月10日には大阪での上映がはじまり、満員で別会場も用意しての公開になったと伝えられています(2008.5.10、5.16)。つづいて山口、石川、広島と公開開始(5.22、5.28)。京都、新潟で公開はじまる(6.9)。横浜、名古屋でも(6.28)。その後の公開(7.26、8.13、9.5)。
東京
⇒憲法記念日:映画「靖国」が東京・渋谷で封切り、すぐ満席に 厳重警備、混乱なし(毎日新聞
2008年5月4日東京朝刊)【掲載期限切れ】
⇒映画「靖国」が公開=抗議行動なく満席で−東京・渋谷(時事ドットコム
2008/05/03-11:54)
⇒「靖国」混乱なく初公開 厳戒の中、客足好調(共同
2008.5.3)
大阪
⇒映画「靖国」関西でも公開始まる、混乱なし(読売新聞
2008年5月10日)【掲載期限切れ】
⇒「反靖国」というより、むしろ……(OhmyNews
2008-05-11)
山口
⇒映画「靖国」:周南で上映
「騒ぐほどじゃない」ファンら冷静に受け止め/山口(毎日新聞 2008年5月18日 地方版)
石川
⇒映画「靖国」:金沢で上映−−17〜30日/石川(毎日新聞
2008年5月15日 地方版)
⇒映画「靖国」金沢・シネモンドで公開開始(北陸朝日放送
2008年5月17日)
広島
⇒映画「靖国」広島でも始まる 大きな混乱なし(読売新聞
2008年5月25日 広島)【掲載期限切れ】
⇒広島で「靖国」上映スタート(中国新聞
08/5/25)
京都
⇒映画「靖国」、京都でも公開 初日は混乱なく行列(京都新聞
2008年6月7日)
⇒映画「靖国」:京都シネマで上映始まる
「話題作」ほぼ満席に/京都(毎日新聞 2008年6月8日 地方版)
新潟
⇒シネ・ウインドで靖国を上映(新潟日報
2008年6月7日)
⇒映画「靖国」:県内初上映 混乱なく、盛況に−新潟「シネ・ウインド」/新潟(毎日新聞
2008年6月8日 地方版)
⇒「靖国」上映混乱なし(読売新聞
2008年6月8日 新潟)
⇒長岡の映画館も「靖国」上映(新潟日報
2008年6月13日)
⇒十日町でも映画「靖国」上映(新潟日報
2008年6月22日)
横浜
⇒混乱なく
劇場ほぼ満席 横浜で『靖国』上映 来月4日まで(東京新聞 2008年6月22日 神奈川)
⇒映画:「靖国」、あすまで−横浜「ジャック&ベティ」/神奈川(毎日新聞
2008年7月3日 地方版)
愛知
⇒名古屋で「靖国」上映 初回から満席、混乱なし(東京新聞
2008年6月28日)
⇒映画「靖国」:名古屋で上映スタート 東海では初公開(毎日新聞
2008年6月28日)
山形
⇒映画「靖国」:混乱なく上映「なぜ騒がれる」「楽しめた」−山形/山形(毎日新聞
2008年7月6日 地方版)
⇒街宣など混乱なく 山形で映画「靖国」上映(山形新聞
2008年07月05日)
福井
⇒映画「靖国」:福井で上映始まる
混乱なし/福井(毎日新聞 2008年7月13日 地方版)
⇒【福井】「靖国」県内でも封切り
観客「戦争知る機会」(中日新聞 2008年7月13日)
群馬
⇒【群馬】『靖国』上映予定の映画館 中止求める匿名電話(東京新聞
2008年5月15日)
長野
⇒映画「靖国」、松本で県内初上映 400人鑑賞(信濃毎日新聞
2008年7月22日)
⇒【長野】松本で「靖国」上映 全3回に400人以上(中日新聞
2008年7月22日)
岡山
⇒岡山で映画「靖国」の上映始まる(山陽新聞
2008年7月26日)
⇒終戦記念日:映画「靖国」、観客増えた「当時を思い出した」−22日まで/岡山(毎日新聞
2008年8月16日 地方版)=New=
北海道
⇒映画「靖国」200人が観賞 道内初上映 異例警備も混乱なく(北海道新聞
2008年8月3日)
福島
⇒映画「靖国」:上映開始 福島で混乱なく/福島(毎日新聞
2008年8月3日 地方版)
埼玉
⇒映画「靖国」:深谷シネマが17日から上映/埼玉(毎日新聞
2008年8月10日 地方版)=New=
宮崎
⇒映画「靖国」:「衝撃ない」との感想も 宮崎で上映始まる/宮崎(毎日新聞
2008年8月24日 地方版)=New=
⇒「靖国」混乱なく上映開始 宮崎キネマ館(宮崎日日新聞
2008年08月25日)=New=
山梨
⇒映画「靖国」:30人を無料招待 県内で来月初上映−笛吹「テアトル石和」/山梨(毎日新聞
2008年8月26日 地方版)=New=
山口市 9月13日
日時:9月13日(土)10:30〜、13:30〜、16:00〜、19:00〜
会場:山口県教育会館(山口市大手町)
入場料:一般・大学生=前売券・電話予約 1200円、当日券 1500円、高校生以下=当日券のみ 800円、西京シネクラブ会員は追加会費1000円で観賞できます。
主催・電話予約・お問い合わせ:西京シネクラブ(TEL 083-928-2688)
⇒西京シネクラブ
ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』上映会
⇒映画「靖国」13日上映会 山口市で西京シネクラブ(西日本新聞
2008/09/09)=New=
香川県高松市 9月15日
日時:9月15日(月・休)11:00〜13:05、14:00〜16:05
会場:アルファあなぶき小ホール(香川県県民ホールアクトホール)
入場料:一般・前売1500円(当日1800円)、学生(高校生以上)は当日券のみ1200円
主催:映画『靖国』上映実行委員会
問い合わせ :090-3186-7666(スクリーンメイツ高松/小河)090-9452-7229 (映画の楽校/中西)
⇒映画の楽校
映画『靖国』上映会
⇒映画「靖国 YASUKUNI」上映会/15日(四国新聞
2008/09/11)=New=
長崎市 9月15日
日時:9月15日 会場:市民会館文化ホール
国立市 9月20日
日時:9月20日(土)
(昼の部)14:00〜16:00 会場:くにたち郷土文化館
(夜の部)18:00〜20:00 会場:商協さくらホール
入場料:前売1000円、当日1200円
主催・問い合わせ:ピースウィーク in くにたち2008実行委員会
TEL/FAX 042-573-4010(スペースF)
⇒くにたち
PEACE WEB(http://blog.goo.ne.jp/kunitachipw/)=New=
青森県弘前市 9月25日
日時:9月25日、午後1時半、4時、6時半(3回上映)
会場:弘前文化センター
入場料:一般・前売り1000円、当日1200円。高校生・前売当日ともに700円。中学生以下無料
主催:映画「靖国」上映を成功させる津軽の会
⇒弘前で25日に映画「靖国YASUKUNI」の上映会開催へ(陸奥新報
2008年9月9日)=New=
鳥取県倉吉市 9月26日、27日
日時:9月26日、27日 会場:倉吉未来中心小ホール
終了した自主上映
高知県四万十市 6月30日
日時:6月30日(月)午後1時30分、4時、6時30分の3回
会場:四万十市立文化センターホール
前売り一般1000円(当日1300円)、高校生以下800円(当日1000円)
⇒「靖国」高知県内で初上映(高知新聞
2008年07月01日)
⇒映画「靖国
YASUKUNI」上映報告(土佐高知の雑記帳
2008-06-30)
高知市 7月21日
日時:7月21日(月)10時、12時30分、15時、18時
会場:県民文化ホール(グリーン) 入場料:1000円
⇒映画「靖国」:四万十市で今月30日、高知市で来月21日に自主上映/高知(毎日新聞
2008年6月13日 地方版)
静岡 7月12日、13日
静岡では、地元の人たちが常設館に上映を働きかけてきたものの、上映する映画館が出ないため、「靖国」を上映する静岡の会を設立し、自主上映を決めたとのこと。(2008.6.6、6.9)
日時:7月12日(土)、13日(日) 10:30、13:10、15:50、18:30
会場:アイセル21 1階ホール 入場料:前売1200円、当日1500円
詳しくは主催⇒「靖国」を上映する静岡の会 http://www.yasukuni-mv.com/
設立趣旨⇒声明のページ
⇒全国初、静岡市で「靖国」を 7月に市民団体が自主上映(中日新聞
2008年6月7日)
⇒映画「靖国」:市民団体が全国初、自主上映へ−静岡のアイセル21/静岡(毎日新聞
2008年6月7日 地方版)
岐阜市 7月7日
静岡市 7月18日
日時:7月18日 会場:静岡大学
秋田県湯沢市 7月23日
日時:7月23日 10:30、13:20、16:10、19:00
会場:湯沢市文化会館 入場料:前売1000円、当日1300円(小中高生は800円)
主催:映画『靖国』を上映する会
⇒映画「靖国」:23日に湯沢文化会館で初の県内上映−31日は大館で/秋田(毎日新聞
2008年7月18日 地方版)
秋田県大館市 7月31日
日時:7月31日 14:00、16:30、19:00
会場:大館市民文化会館 入場料:前売1000円、当日1300円(小中高生は800円)
主催:映画『靖国』を上映する会
新潟県燕市 7月29日
日時:7月29日 会場:燕文化会館
新潟県上越市 8月4日
日時:8月4日 会場:リージョンプラザ上越
大阪吹田市 8月8日
徳島市 8月10日
日時:8月10日 10:30、13:00、15:30、18:00 会場:徳島ホール
入場料:前売1000円 主催 徳島映画センターなどによる実行委員会
⇒「靖国」8月10日県内上映徳島映画センター
徳島ホールで4回(徳島新聞2008年6月8日)
大阪堺市 8月10日
大阪枚方市 8月15日
沖縄市 8月22日
日時:8月22日 11:00、13:30、16:00、19:00
会場:沖縄市民小劇場あしびなー(http://www02.bbc.city.okinawa.okinawa.jp/oki/gyousei/GOAS/)
入場料:一般前売1200円・当日1400円、学生前売1000円・当日1200円、シニア1000円(当日同じ)
主催:沖縄県映画センター
徳島県阿南市 8月22日
日時:8月22日 会場:阿南夢ホール
和歌山市 8月24日
日時:8月24日 10:30、14:00 会場:市民会館
入場料:前売1000円、当日1200円
⇒'08夏の伝言:「靖国」自主上映へ 実行委「表現の自由の危機」と/和歌山(毎日新聞
2008年8月4日 地方版)=New=
⇒映画「靖国」:県内初の上映/和歌山(毎日新聞
2008年8月25日 地方版)=New=
鳥取県米子市 8月30日
日時:8月30日 会場:米子市文化ホール
入場料:大人前売1200円・当日1500円、高校生以下800円(当日券のみ)
主催:一度、映画「靖国」を見てみよう会(鳥取映画センター内)
三重県津市 8月31日
日時:8月31日 会場:津アストホール
⇒【三重】津で「靖国」上映会 31日、県内初(中日新聞
2008年8月17日)=New=
長野市 9月1日
日時:9月1日 午後2時、午後6時半(9月10日には「蟹工船」上映)
会場:長野市若里市民文化ホール
入場料:一般1200円(当日1500円)、60歳以上と高校・大学生1000円(同1300円)
問い合わせ:長野映研
⇒映画「靖国」、長野市でも来月上映へ(信濃毎日新聞
2008年8月15日)=New=
北九州市小倉北区 9月3日
日時:9月30日 会場:パークサイドビル9階会議室
入場料:1000円
主催:念仏者九条の会・北豊支部
⇒映画「靖国」:あす、小倉北区で上映会/福岡(毎日新聞
2008年9月2日 地方版)=New=
映画『靖国』劇場公開日程
5月3日を皮切りに映画『靖国 YASUKUNI』の公開がはじまり、各地での上映がつづいています。現在確定した上映劇場名と上映時期は以下のとおり。まずは上映館へ。(2008.6.4、6.9、6.28、7.22、9.5)
東京 渋谷シネ・アミューズ 5月10日〜16日、5月17日〜7月4日(英語字幕付)上映終了
シネカノン有楽町1丁目 5月10日〜6月13日(レイトショー上映)上映終了
シネマアンジェリカ 5月17日〜30日
上映終了
キネカ大森 6月21日〜
上映終了
新文芸坐 8月16日〜18日
上映終了
渋谷アップリンクX 8月15日特別上映、8月30日〜9月5日モーニングショー
大阪 第七藝術劇場 5月10日〜
上映終了
シネ・ヌーヴォX 8月9日〜29日
山口 テアトル徳山 5月17日〜
上映終了
下関スカラ座シアター・ゼロ 5月31日〜、8月2日〜29日アンコール上映
萩ツインシネマ 9月13日〜
石川 金沢シネモンド 5月17日〜、7月19日〜25日、7月26日〜8月1日
上映終了
広島 広島シネツイン新天地 5月24日〜
上映終了
京都 京都シネマ 6月7日〜
上映終了
福知山シネマ 8月9日〜
新潟 シネ・ウインド 6月7日〜
上映終了
十日町シネマパラダイス 6月21日〜、8月23日〜アンコール上映
長岡シネマチャオ 7月19日〜8月1日 上映終了
千葉 千葉劇場 6月14日〜
上映終了
横浜 シネマ・ジャック&ベティ 6月21日〜7月4日、8月2日〜アンコール上映
茨城 水戸テアトル西友 6月21日〜
上映終了
愛知 名古屋シネマテーク 6月28日〜
上映終了
宮城 仙台フォーラム 7月5日〜11日
上映終了
山形 山形フォーラム 7月5日〜11日
上映終了
岩手 盛岡フォーラム 7月5日〜11日
上映終了
一関シネプラザ 7月26日〜
上映終了
みやこシネマリーン 9月13日〜
群馬 シネマテークたかさき 7月12日〜
上映終了
沖縄 桜坂劇場 7月12日〜、9月20日〜アンコール上映
福井 メトロ劇場 7月12日〜25日、8月16日〜9月5日アンコール上映
福岡 シネテリエ天神 7月12日〜8月15日
上映終了
兵庫 神戸アートビレッジセンター 7月12日〜
上映終了
青森 八戸フォーラム 7月19日〜25日
上映終了
青森松竹アムゼ 7月7日〜8日、8月23日〜上映終了
愛媛 アイシネマ今治 7月19日〜9月15日
シネマルナティック 7月25日〜8月8日 上映終了
長野 松本シネマセレクト 7月21日、8月2日のみ上映
上映終了
岡山 シネマクレール 7月26日〜
上映終了
島根 デジタルシアター益田中央 7月26日〜
8月15日 上映終了
北海道 札幌劇場 8月2日〜
苫小牧シネマトーラス 9月6日〜
函館シネマアイリス 9月20日〜
帯広CINEとかちプリンス劇場 10月4日〜
福島 福島フォーラム 8月2日〜8日
上映終了
宮崎 キネマ館 8月23日〜
熊本 Denkikan
8月23日〜
滋賀 滋賀会館シネマホール 8月12日〜9月5日
埼玉 深谷シネマ 8月17日〜
上映終了
山梨 テアトル石和 9月13日〜
佐賀 シアターシエマ 9月13日〜
大分 大分シネマ5 9月20日〜
詳細は⇒映画『靖国』公式サイト(http://www.yasukuni-movie.com/)
この間出ている雑誌に映画『靖国』がとりあげられているのでピックアップしておきます。書店でどうぞ。(2008.5.22、6.4、6.28)
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『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』
創出版 6月23日発売
森達也、鈴木邦男、宮台真司ほかによる単行本。
6月23日(月)発売(定価1050円 ISBN 978-4-924718-88-3)
創出版紹介ページ
http://www.tsukuru.co.jp/books/
内容・発言者・執筆者リスト⇒発言・意見・メッセージ
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『創』2008年6月号 特集【映画「靖国」上映中止事件】
鈴木邦男×宮台真司の対談、4月10日緊急記者会見での発言ほか
内容・発言者リスト⇒発言・意見・メッセージ
『論座』2008年6月号 特集
映画「靖国」騒動への疑問
森 達也×斎藤貴男の対談のほか、様々な人の発言・論評
内容・発言者リスト⇒発言・意見・メッセージ
『キネマ旬報』2008年5月下旬号 No.1507号
4月10日緊急記者会見の全採録とトピックジャーナルで座談会
『論座』2008年5月号
対談 靖国、記憶と忘却の舞台 ドキュメンタリー映画「靖国」のまなざし 李纓(映画監督)、崔 洋一(映画監督)
⇒英語訳
『世界』2008年5月号
インタビュー 「靖国」という空間への接触――国家的フィクションを撮ったノンフィクション 李纓(映画監督)
李纓(リ・イン)監督の公開劇場への手紙(2008.4.21)
この度は、映画『靖国』の上映をお引き受けいただき、大変ありがとうございます。
稲田朋美および有村治子、両国会議員による政治介入に端を発したこの度の上映妨害の動きにつきまして、皆さまのところにはマスコミ各社による報道を通して、事態の推移が伝わっているものと存じます。
映画『靖国』に対する不当な圧力から映画上映を守るべく、すでに弁護団が結成され、…‥
⇒つづきを読む
【発言録】映画『靖国』緊急記者会見(2008.4.10)
李纓(リ・イン)監督 |
田原総一朗(ジャーナリスト) |
野中章弘(ジャーナリスト) |
石坂啓(漫画家) |
是枝裕和(映画監督) |
斎藤貴男(ジャーナリスト) |
坂本衛(ジャーナリスト) |
篠田博之(『創』編集長) |
鈴木邦男(作家、一水会顧問) |
ジャン・ユンカーマン(映画監督) |
豊田直巳(「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」共同代表) |
服部孝章(立教大学教授) |
原寿雄(ジャーナリスト) |
広河隆一(フォトジャーナリスト、『DAYS JAPAN』編集長) |
筑紫哲也(ジャーナリスト)〈代読〉 |
サイト開設にあたって
このサイトは、4月10日の緊急記者会見を準備・開催するなかで、ここに見にくれば映画『靖国』をめぐる動きがわかる場がほしいと思い、急きょ開設したものです。会見での発言を紹介するとともに、様々な動きや情報をひろい集め記録するところから始めたいと思います。
映画『靖国』をめぐっては、3月末に公開予定の全館が上映自粛し予定された公開日(4月12日)に公開できない事態に追い込まれたものの、上映を求める声がまき起こり、5月3日からの公開にこぎつけました。
しかし映画出演者にまで圧力をかけたり、靖国神社までが動きだしたりと、上映どころか映画そのものを葬り去ろうという動きは続いています。
この映画が全国各地で公開され、話題となり、議論をまき起こしていく、その一助になればと願ってます。
(映画『靖国』特設サイト編集部)
●経緯
2007年12月、『週刊新潮』12月20日号が「反日映画靖国は『日本の助成金』750万円で作られた」と題する記事を掲載。
2008年2月12日、稲田朋美衆院議員が映画の内容と助成金支出を問題視し、検証したいと文化庁に事前の試写を求める。「議員として見るのは一つの国政調査権」とした。
3月12日、全国会議員を対象にした試写会が開かれる。
3月20日、22日、26日、右翼団体が街頭宣伝車で銀座の上映予定館に行き、上映中止を訴える。映画館には脅迫めいた抗議電話も。
3月27日、有村治子参院議員が内閣委員会で助成金支出の妥当性についてとりあげる。このなかで映画の中心的な登場人物である刀匠の刈谷直治氏に2日前に確認をとったとして「作品から刈谷さんの映像を一切外してほしいと希望をされています」と発言。
3月31日、右翼団体の街宣車が来る恐れがある、客や周辺住民に迷惑がかかるとして、この日までに上映を決めていた映画館5館すべてが上映自粛を決定。当初予定されていた公開日4月12日の公開は不可能となった。
4月10日、映画の上映の場すら奪われようとしていることに危機感を持ったジャーナリスト・映画監督・メディア関係者が、緊急の記者会見を開催した。
この日の朝発売された『週刊新潮』4月17日号は「『出演者の刀匠』もダマされていた」とし、有村議員の発言を掲載。
記者会見で李纓監督は、編集終了後の2007年4月にビデオをもって訪ねたときの話など、現在までに刈谷さんとどのようにコミュニケーションをとってきたかをていねいに語った。ベルリン映画祭後の2008年2月に刈谷さんを訪ねたときには「上映がんばってください」と言われたこと、3月上旬に映画公開用のパンフレットにメッセージを求めたときには“誠心誠意”という言葉をもらったことを話した。
しかし、その日の夜のテレビニュースにはじまり、翌4月11日の新聞各紙は、刈谷さんが出演場面を削除するよう求めているといっせいに報じた。
つまりその時点で考えられたのは、以前は出演を了解していたにもかかわらず、この1カ月ほどのあいだに考えを変えてしまった、あるいは変えざるをえなくなった、ということだった。しかしその数日後、刈谷さんは別に削除を求めていないという報道が出てくる。
4月13日、靖国神社が李監督らに映像の削除などを求める通知書(4月11日付)を送付したと各紙が報道。
4月14日、この日発売の『AERA』4月21日号が、刈谷さんを訪れてのインタビューを掲載し、本人は削除を求めていないことを書いている。靖国神社に関する映画への出演だと「知っていた」、作品を見て問題があると「思ってないね」、監督に自身のシーンの削除を求めたことは「ない」、今後削除を要求するかの問いに「いや」と答えている。
4月18日、右翼・民族派団体が会員向けの試写会を開催。賛否入り乱れる。
4月21日、5月3日を皮切りにした映画公開発表。8館で日程決定、15館が調整中。
4月23日、初の一般向け試写会(日本弁護士連合会などが主催)。
4月25日、靖国神社の通知書に対し、映画製作会社「龍影」と配給会社アルゴ・ピクチャーズがそれぞれ弁護士を通じて回答書を送付。靖国神社は11日付の通知書をホームページで公表。
5月3日、渋谷シネ・アミューズを皮切りに、映画『靖国』の公開が無事スタート。
5月10日、大阪で公開はじまる。
経緯にそって関連記事・資料をまとめました⇒経緯と関連記事
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